
〈静岡〉
2020.04.01
静岡県富士宮の佳築さんが、岐阜のヤマジョウ建設さんの外張り断熱施工を見学されました
静岡県富士宮市で建築をされている有限会社佳築の塩川喜大社長が、岐阜のヤマジョウ建設さんの外張り断熱施工を見学されました。
ヤマジョウ建設さんの床下有効活用に注目

佳築さんは、世界文化遺産である富士山のお膝元、静岡県富士宮市を拠点に建築をされています。
佳築さんには以前より屋根と床に弊社の断熱材ネオマフォームをご採用頂いておりますが、「外張り断熱は未経験」という事で実際の外張り断熱施工現場の見学をご希望されていました。
つい先週、ヤマジョウ建設さんを取材させて頂いた際に、長屋社長に佳築さんのお話をしたところ「それなら是非ウチにどうぞ」と快く引き受けて下さいまして、急遽ご訪問の運びとなりました。
先ずはオフィスに立ち寄ってから現場にご案内頂く事になりました。
先週の私たち同様に、塩川社長もヤマジョウ建設さんの床下の有効活用法を興味深く見学されています。
さっそく基礎断熱をされていない事を発見されました。
長屋社長のご説明によると「ある程度地面を掘り下げると地熱の温度は大体14℃前後になる」そうです。
地熱の14℃に加え、冬場は20℃に設定されている全館空調の熱が基礎のコンクリートを温め、地下とは思えない快適な環境となっています。
「基礎コンクリートの上にカーペットを敷いただけ」というお話ですが、言われなければ地下である事を忘れるくらい床面もさらっとしていて快適です。
夏場は全館空調の設定温度を28℃程度に設定すれば、地熱14℃の涼しさと相まって、とても過ごしやすい環境になるそうです。
外張り断熱のメリットとして、塩川社長も大変感心されていました。
ネオマフォーム外張り断熱施工の様子を見学
ヤマジョウ建設さんが、お隣の関市に建築中の外張り施工現場にご案内頂きました。
こちらの建物の断熱仕様は、基礎は35mm、壁は外張り35mm、屋根は80mmだそうです。
「指定されたとおりの間隔でビスを止めれば壁が下がることはない」
幅90mm、厚さ30mmと、一般的な胴縁施工とは一線を画す、胴縁施工の様子も熱心に見学されていました。
「効率的な作業の進め方」など、様々なアドバイスをもらい、塩川社長も満足げでした。



あまりの快適さに「床暖を入れてくれたのですか?」と尋ねられた
「外張り断熱施工」は未経験ながらも、佳築さんには部屋を丸ごとネオマフォームで包んだ断熱リフォーム事例のご経験もあります。
あまりの快適さにお施主様から「床暖を入れてくれたのですか?」と尋ねられ、塩川社長は断熱施工の効果を比喩して「この部屋以外は外だと思って下さい」と仰ったそうです。
なかなかユニークな表現だと思います。
そんな塩川社長ですが、見学の最後に「やはり外張りだな」と呟くお姿がとても印象的でした。
いずれこちらで佳築さんの施工の様子をご紹介できるかもしれません。
塩川社長、見学ご苦労さまでした。
ここでお時間となりました。快く見学を引き受けて頂いたヤマジョウ建設の長屋社長様をはじめ、その他スタッフの皆様に、この場をお借りして心より御礼申し上げます。