
〈岐阜〉
2020.03.25
岐阜の株式会社ヤマジョウ建設さんをご訪問
株式会社ヤマジョウ建設さんは「家づくりはお客様とともに」をモットーに、岐阜県関市を中心にご活躍されています。

木のプロフェッショナル・使用木材量は2倍相当?
一般的な住宅に使われる木材の量は、だいたい15m3(リューベー・立方メートル)だそうです。
ヤマジョウ建設さんの家に使われる木材の量は、およそ30m3(リューベー・立方メートル)だというお話です。なんと2倍相当になるんですね。
「天然素材主義・岐阜県産材100%で木が見える温かさの伝わる家づくり」は、山林製材業として自然と深く関わってきたヤマジョウ建設さんだからこそ為せる技かも知れません。
そんな木のプロフェッショナルである長屋社長のお話には、とても説得力があります。
建築にまつわる話題から東洋哲学にまで話が及び、どれもうんちくのあるお話しでした。
遡ること鎌倉時代。京都・千本釈迦堂の本堂建設を任された棟梁・長井飛騨守高次と、妻・阿亀(おかめ)の悲しい物語など、つい時間を忘れて聞き入ってしまいました。
現代では、おかめ=不美人の代名詞のように扱われていますが、実は内助の功を称えるものだったのですね。
舞台となった京都の「千本釈迦堂・大報恩寺」へ一度足を運んでみたくなりました。
家づくりはお客様とともに
長屋社長は、お施主様と時間を掛けて関係性を築くよう心掛けていらっしゃるそうです。
建材選びから家づくりの仕組みまで、1年ぐらいかける方もいらっしゃるようです。
まさに「家づくりはお客様とともに」を実践されていらっしゃるのですね。
「棟梁は生涯に70棟程度しか関われないから一棟一棟がとても重要、だからこそうちの棟梁は常に責任を持って仕事をしています」と職人さんを大事にされている様子も伺えました。
ヤマジョウ建設さんの丁寧な家づくり、機会あれば是非またお話をお聞かせ下さい。
