取材日誌

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〈愛媛〉

2020.03.30

愛媛県新居浜市の白川建設さんをご訪問

愛媛県新居浜市の株式会社白川建設さんをご訪問致しました。

豪快な丸太の組み合わせに感動

オフィスに一歩入ると、豪快な無垢の丸太が縦横に組み合わされた軸組に圧倒されます。

白川建設3つのこだわり

お見事な梁を見上げていると、Tシャツ姿の白川専務が出迎えて下さいました。

白川建設さんが掲げる3つのこだわりについてお話を伺ってみました。

1.木材へのこだわり
2.技術へのこだわり
3.提案へのこだわり

「木材へのこだわり」

プレカットが主流の建築業界ですが、白川建設さんは手刻みにこだわっていらっしゃいます。

こちらのオフィスも大胆な曲がり梁や、荒々しい高知杉の丸太を使った真束など、木の特徴を意匠に活かしていらっしゃいます。

「どの木材を、どのくらいの太さで、どういう継手で組むかが重要である」

「木組みこそ腕の見せ所」だと白川専務は語ります。

お祖父様の代は材木店を営まれていたという事もあり、まさに木を知り尽くしていらっしゃるのですね。

真壁工法に最適な外断熱

白川建設さんは、伝統的な和風建築の美しさを表現する真壁工法を得意とされています。

柱を表しにする真壁工法は室内の熱が外に逃げやすい傾向がありますが、ネオマフォームの外張り断熱ならその問題を解決できるだけでなく、同時に気密性を高める事ができます。

ネオマフォームは、真壁工法のような伝統的な和風デザインを活かす事ができる最適な断熱材と言えます。

【 断熱のすすめ 】→ 「外張り断熱」はしっかりした施工がしやすい!

外張り断熱施工を終えた上原展示棟

現在施工中の現場を見学させて頂きました。こちらの建物は展示棟となるそうですが、外張り断熱施工を終えて内部の施工に取り掛かっているところです。

壁の外張り断熱については真壁工法で説明しましたが、屋根をネオマーフォームで断熱する事で小屋裏も有効活用できます。

梁や真束などを表しにする。木組みを楽しむには最適な断熱方法です。

【 断熱のすすめ 】→ 快適な住まいは断熱から

提案へのこだわり

建築について熱く語る白川専務ですが、以前はブラジルにサッカー留学をしていたという経歴をお持ちです。

サッカーというスポーツはコミュニケーションが重要だと聞いております。

とくに海外留学ともなると、言葉の関係から相当にご苦労されたと思います。

そうした経験がお施主様とのコミュニケーションにも活かされているのではないでしょうか。

その一例として「四国初の360度VR体験ができる工務店」として、白川建設さんでは早くからVRを導入されています。

ヘッドマウントディスプレーを通して建物のサイズ感や奥行きなどが体感できます。まるで現実空間に立っているようでした。

残念ながら、ここでお時間になってしまいました。続きはまたの機会にお聞かせください。

お忙しい中、快く取材に応じて頂いた白川専務様、その他スタッフの方々に、この場をお借りして心より感謝申し上げます。