
〈福岡〉
2020.03.26
「GOOD COMPANY with GOOD PEOPLE」福岡市の健康住宅さんを見学
ネオマリーダーズクラブでは活発に情報交換が行われています。
今回は埼玉県秩父市の高橋建築さんが、福岡県福岡市の健康住宅さんをご訪問されました。
関東人にとって温暖なイメージがある九州地方ですが、この日の福岡県の気温は13度です。念のために持参したライトダウンジャケットが功を奏しました。
地域特性を踏まえた快適で健康な家づくり。
その土地で実際に体感しないと伝わらない部分があると思います。
宿泊体感型施設となっている梅林住宅展示場
最初に訪れたのは、宿泊体感型施設となっている梅林住宅展示場です。
生活の音に囲まれた「住宅街の一軒家」を体感できるよう3棟の家が立ち並んでいます。

・シンプルで白と黒を基調としたシンプルでスタイリッシュな「PLUM house-M 」
・地名の梅をモチーフとした木の香りが心地よくナチュラルで落ち着いた「PLUM house-U 」
・デザインや素材など全てにこだわった高級感「PREMIUMU 」
ご案内頂いたのは担当スタッフの田中さんです。
展示の工夫、宿泊者へのメッセージなど、スタッフの細やかな心配りに高橋社長も感心され熱心にメモを取っていらっしゃいました。
健康住宅さんが掲げる企業Vison「GOOD COMPANY with GOOD PEOPLE」が実践されているのですね。
私たち随行メンバーも身の引き締まる思いがしました。

美しい断熱施工現場
断熱施工中の施工現場にもお邪魔しました。
健康住宅さんでは5S活動「整理・整頓・清潔・清掃・躾」を徹底されているので現場は整然としています。
仕様図面や作業工程の進捗などの資料置き場、安全対策、後工程への配慮など細部まで徹底されています。
いきなりの質問攻めに驚いたかもしれません。山下大工さん他スタッフの皆さん、ありがとうございました。

家づくりを思い出に
ふと柱に目をやるとチャーミングなイラストを発見しました。お施主様のご家族が描かれたとか。
現場スタッフとお施主様との良好な関係性が伝わってきます。
お子様達が成長し、この日の事を思い出す。
素晴らしい事ですね。

確かな技術・断熱施工
余談ですが、私たちはこうしてネオマが隙間なく収まっている様子を拝見するたびに感動します。
確かな断熱施工技術があってこそネオマは100%の断熱性能を発揮できる。
現場を訪れる度にスタッフの皆さんへの感謝の気持ちで一杯になります。

健康住宅本社オフィス訪問
次は健康住宅さんの本社オフィスをご訪問しました。こちらは住宅資料館にもなっています。
エントランスはクリスマスデコレーションで飾られていて大変華やかです。
複数ある打合せテーブルはどれも満員状態でとても活気に溢れています。
私たちに気が付いたスタッフの皆さんから「いらっしゃいませー」「いらっしゃいませー」とあちこちから声が掛かります。

初対面同士ではありませんが、改めて高橋社長、畑中社長のご対面です。
和やかな雰囲気で互いの近況についてお話しされていました。

建築を通じて人間形成を図る
賑やかな打ち合わせフロアから会議室に場所を移動し、畑中社長から健康住宅さんの取り組みについて詳しくお話を伺いました。
・お施主様と交流する「お施主様感謝イベント」
・施工技術や住まいづくりの情報共有を図る「パートナー勉強会」
・裸足で上がれる現場を目指す「美しい現場活動」
・掃除を通じて心も磨く「毎朝の清掃」
・業務改善・業績向上に繋げる「5S活動」
・気づきの力・チームワークを育成する「BBQスタイル」
・伝統技能を継承する「大工棟梁の育成」
社員全員が身に付けている小冊子!健康住宅の理念K-J HEART
健康住宅さんを語る上で欠かせないもの、IDと共に社員全員が身に付けている小冊子がK-J HEARTです。
私たち随行メンバー全員にもコピーが配られました。
その小冊子には日常業務において指針となる16項目の行動規範が記されています。
表紙にはこう記されています。私たちの判断基準は、常に「人間として何が正しいか」です。
建築の仕事に限らず、我々は日々色々な判断を迫られます。
ストレートに心に響きました。
健康住宅さんでは社長塾、理念朝礼、社内勉強会と常に学び続けていらっしゃいます。
素晴らしいチーム力
この中でも毎週金曜日に行われているBBQスタイルがNHK総合テレビジョン「サラメシ」で放送された動画を拝見しましたが、材料の買い出し、調理、盛り付けと、限られた時間内に臨機応変に役割分担をこなす様子は圧巻でした。健康住宅さんのチーム力の高さに思わず目を瞠りました。
毎年新年会で披露されるサプライズの演目もスタッフが率先して行うそうです。
正に「GOOD COMPANY with GOOD PEOPLE」です。

「お施主様は命を担保に家を建てる、建てる側も命がけで応えないといけない」
多くのお施主様が住宅ローンを組むと同時に団体信用生命保険に加入します。文字通り命がけなんですね。
それ故に真摯に向き合わないといけないと戒めていらっしゃるようです。
懇親会でも熱心にメモを取る
「遠方から訪ねてくれたんだから」と熱心にお話をされる畑中社長。気が付くと時計の針は17時を回っていました。
慌ててホテルにチェックインを済ませ懇親会場へと移動。
お食事中のお二人をのご様子を拝見していると、ここでも高橋社長が熱心にメモを取っていらっしゃいます。
建築に対する想いが熱いお二人です。お互いに通じるものがあるご様子でした。

お忙しい中、お時間を割いて頂いた畑中社長を始め、現場をご案内して頂いたスタッフの方々に、この場をお借りして心より感謝申し上げます。