
〈長野〉
2020.03.26
長野市の金子建設さんをご訪問
株式会社金子建設さんは、長野県長野市を中心に活動されています。
こころの声をかなえる、くらしのプロデュース
「こころの声をかなえる、くらしのプロデュース」をモットーに、高性能な家づくりに取り組まれている様子を見学させて頂きました。
お忙しいところご案内頂いたのは代表の金子社長様です。

金子建設さんではCROSS ZERO(ゼロエネ)、CROSS FORTE(長期優良)に自然な通気システムを確立した通気断熱工法をプラスして、断熱材はネオマフォームをご採用頂いております。
通気層を確保する意味でも、薄くて断熱性能が高いネオマフォームは相性が宜しい様です。
厳しい建築条件に挑戦した木造3階建て耐震等級3の長期優良住宅 + ZEH → CROSS ZERO(クロス ゼロ)
こちらの住宅は木造3階建てながら最高レベル耐震等級3の長期優良住宅です。
狭い敷地と道路に面するという厳しい制約を乗り越え、しかもソーラー設備を搭載しZEH(ゼロエネルギー住宅)も実現されています。

隙間なく充填されたネオマフォームに囲まれる
次に見学させて頂いた施工現場は、3区画の宅地分譲地の最終分譲地で、建前をし、断熱施工を終えたばかりという好タイミングでした。

ネオマフォームが隙間なく充填され、丁寧にシーリングされています。
突然現場を訪問させて頂いたにも関わらず現場は整理整頓されています。
配線の取り回し等はまさに芸術的だと思いました。
不動産業を活かした宅地分譲にも
金子建設さんが宅地分譲した5区画を見学させて頂きました。金子建設さんが手掛けた住宅が個性豊かに立ち並んでいます。
それぞれオーダーメイドにこだわり、お客様と一緒に作り上げた感がわかります。

屋根の雪は断熱が効いている証
屋根の断熱性能が低いと、室内の暖かい空気が屋根に伝わり雪を溶かしツララとなります。
屋根に雪が残っているという事は断熱が効いている証とも言えます。
外からは見えませんがネオマフォームが頑張っているのが判ります。もちろん金子建設さんの確かな施工技術があってこそです。
特に窓については長野の寒冷な気候に合わせた高性能品を採用され、さらに結露を防止するために家全体の断熱性能を高めて施工精度にも配慮する工夫をされています。
ワンランク上の戸建て賃貸住宅をオーナー様へご提案
このところの記録的な寒波の影響で、ごらんのとおりところどころに残雪があります。この日の長野市の日中気温は3℃で、路面の一部は凍結していました。
施工中なので暖房類は一切ありませんが、断熱が効いているので建物の中はかなり暖かく感じます。
こちらの戸建て賃貸住宅は、認定低炭素住宅仕様となっています。
一般的な賃貸住宅に比べ、快適性にプラスしてエネルギー消費量が少ないため、水道光熱費も少なく入居者のメリットが大きい事になります。
工事中にもかかわらず入居者様が決まったそうです。

「一般的な連棟式賃貸住宅とは一線を画すワンランク上の高性能戸建て賃貸住宅を提供する事で空家率を下げる」と金子社長。
狭い国土ながら820万戸の空家があるといわれる日本。空家率は賃貸住宅オーナー共通の悩みのようです。
快適な暮らしができる事は、借り手にとって重要な要素ですね。
家づくりへの情熱
オフィスのテーブルには「長期優良住宅」「認定低炭素住宅」「ZEH(ゼロエネルギー住宅)」などに関する申請書類や役所に提出する書類などが一冊のバインダーにまとめられていました。まるで電話帳並みの厚さです。
「お施主様の為になる事だから決して手を抜かない」そんな金子社長に「OBのお施主様からのご紹介も多い」というお話も納得です。

長期点検を重ねて判ったこと
金子建設さんでは長期無料点検を行っているそうです。「5年、10年、15年、20年と点検を重ねてみて判った事がある」と金子社長は語ります。
「建て替えのサイクルを伸ばし、大事な資産価値を維持することが重要」
「簡単に交換工事ができない部分には長期性能の高いモノを選ぶべきである」
お客様の大切な資産を、一緒に維持管理し守っていきたいというという思いが伝わってきます。
金子建設さんがネオマフォームを選ばれた理由の一つが「長期断熱性能」だということです。

2016年にはいち早くBELS認証を取得されるなど、常に進化し続ける金子建設さん。
新商品ネオマゼウスへの期待も大きいご様子でした。私たちも金子建設さんのご期待に応えるよう努力致します。
お忙しい中お時間を割いて頂いた金子社長を始め、その他スタッフの方々に、この場をお借りして心より感謝申し上げます。