
〈長野〉
2020.03.25
伊那の株式会社織建さんをご訪問
株式会社織建さんは、「地場の工務店には安心と信頼の絆がある」をスローガンに、長野県伊那市を中心にご活躍されていらっしゃいます。
この度、織建さんが手掛ける「Doufre」が、「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 2016 」にて特別優秀賞と優秀企業賞に選ばれました。
冬あたたかく、夏涼しい「Doufre」には、ネオマフォームをご採用頂いておりますので、私たちも大変嬉しく思っております。
自社で製材加工
隣接する工場には、真空加圧注入機や様々な工作機械を備え、伊那谷で採れた木を自社で製材加工されています。
「含水率をコントロールする事で、品質的に安定した材木となる」と見せて頂いた、無垢のフローリング材の木目はとても美しく、お見事でした。
木の伐採に関するお話しなど、私たち素人にも判りやすく説明して頂きました。
織建「住まいの館」
「打合せ室を拡張されている」とのお話で、一部を改装工事中でしたが、オフィス二階にあるショールーム織建「住まいの館」も見学させて頂きました。
お勧めのイタリア製のタイルや沢山のサンプルが展示されています。
トイレスペースの壁は可動式となっていて、具体的に体感できるように工夫されています。
マナーセミナー受講証がないと入場できない施工現場
施工中の現場も見学させて頂きました。
ここで少し、織建さんの取り組みをご紹介いたします。
織建さんは、関連業者さんを含むスタッフ全員を対象に「織建マナーセミナー」を定期的に開催しています。
マナーセミナーを受講すると受講証が発行され、その受講証が無いと現場に立ち入る事ができない決まりになっているそうです。
私たちが訪れた施工現場の入り口にも、作業スタッフの受講証が掲示されていました。
入り口にはお施主様専用の来場セットが用意され、土足厳禁の仮設トイレ、美観重視のホワイトシート、ネジ類はサイズ別に収納、図面は手作りの専用図面台に置かれていました。
「つまずいたり、作業性低下の要因となるので、極力床を這わせない」と仮設配線の取り回しにも気を配り、また床の養生も二重になっているなど徹底されていました。
お忙しい中、お時間を割いて頂きました。織井社長、誠にありがとうございました。