取材日誌

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〈神奈川〉

2020.03.31

家具工房・臣(JIN)さんをご訪問

以前取材させて頂いた緑建設さんの施工物件が、宿泊体験型モデルハウス兼、家具工房・臣(JIN)としてオープン致しました。

【 緑建設 】→ 「ネオマゼウスで断熱施工中の緑建設さんの現場を見学」

無垢材を使ったオーダー家具工房・臣(JIN)

高品質なモノづくりには環境も重要

緑建設さんが拠点とする神奈川県相模原市は、人口70万人を擁する政令指定都市です。

お隣の町田市と並んでベットタウンとして栄えている一方、市内には宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの研究所や複数の工業団地もあり候補地選びは難航したそうです。

「高品質なモノづくりをするには、環境選びも重要」と斎藤社長は語ります。

緑建設さんのオフィスから車で40分と交通の便にも優れ、都会の喧騒から離れ、自然豊かな現在の地に工房を構えられました。

お施主様との打ち合わせも、落ち着いた雰囲気の中でできますね。

2020年東京オリンピックのコースという地の利

以前から自転車愛好家には知られているコースですが、工房の前を通る413号線は、2020年東京オリンピックで行われる自転車ロードレースのコースに指定されています。

富士吉田や山中湖へ通じる道として、週末はキャンパーやツーリストで賑わいます。

ぶらりと立ち寄って気軽にオーダーできるのは便利ですね。

家づくりから、家具づくりまでトータルプロデュース

過去のお施主様の中には、価格面で折り合いが付かず造作を断念される方もいらっしゃったそうです。

「外注だとどうしても割高になってしまうので、造作家具の内製化は長年の悲願だった」と斎藤社長。

長年の構想を実現されてか斎藤社長は明るい表情でした。

工房内を見学

施工中に以前ネオマゼウスで外張り断熱している様子を見学していたので、完成形を拝見できることは格別の感動があります。

工房内はきれいに整頓され、職人さんも忙しそうにお仕事をされています。

この時は通りに面しているドアが大きく開口されているので、断熱効果は体感できませんでしたが、職人さん達にお話を伺うと今年の猛暑も快適に過ごせたというお話でした。

見事な作品

私たちは家具については素人なので、あえて余計なコメントは省かせて頂きます。

画像をご覧になればお判りだと思いますが、いずれも素材を活かした見事な仕上がりの作品です。

「宿泊体験型モデルハウス」

冒頭にも記しましたが、家具工房の二階部分は「宿泊体験型モデルハウス」として活用されています。

一階の工房で作られた家具が配置されていて、実際に使う事もできます。

スケール感や質感や触感は、実際に使ってみないと判らない部分があると思います。

また、家具の打ち合わせを兼ねて宿泊体験できるというのも良いですね。

家づくりから家具づくりまでを一貫して相談に乗ってもらえるメリットは大きいと思います。

躯体性能の高さを実感

こちらのモデルハウスは冷暖パネルで室温をコントロールしているのですが、「この広さで36℃設定※ですか?」とメーカーの担当が躯体性能の高さに驚いていたそうです。

※室温ではありません

購入させて頂きました

いろいろ拝見させて頂くうちに欲しくなってしまい思わず時計を購入させて頂きました。

無垢の木を寄木にした掛け時計です。自宅の壁に掛けて使わせて頂きます。

残念ながらここでお時間となってしまいました。

お忙しい中ご案内して頂いた斎藤社長様、工房の岩佐様、杉様もありがとうございました。