
〈札幌〉
2020.03.27
札幌の太平流通販売さんをご訪問
株式会社太平流通販売さんは、太平ホーム北海道さんの不動産部門として独立し、4年前に新たに住宅事業部を新設されました。
両社の主な違いとしては、太平ホーム北海道さんでは主に2×4工法で建築されていますが、太平流通販売さんは主に在来工法で建築されています。
また、住宅事業部の名称を「アスカデザイン」と掲げていらっしゃるように、太平流通販売さんはデザイン性の高い住宅を手掛けていらっしゃいます。
お忙しいところご対応頂きましたのは専務取締役営業部長の渡邊様、取締役統括部長の照井様です。
女性ならではの家づくり
ご説明によると、アスカデザインの半分が女性スタッフというお話しです。
男社会の建築業界において、女性ならではのデザイン、女性ならではの家づくりなど、女性の活躍が期待される場面は沢山あると思います。
今や建築業界のみならず、国も重要なテーマとして女性活躍推進に取り組んでいます。
是非その辺りのお話を伺えればと思いましたが、残念ながら大半のスタッフ方が出払っていて取材ができませんでした。
また改めましてお話を伺えればと思います。
また、今回は第43代「旭化成キャンペーンモデル」の北向珠夕(きたむき・みゆう)さんもインタビュアーとして取材に同行していますので、彼女の感想も織り交ぜてご紹介致します。
築40年以上のアパートだった物件が、リノベーションで快適なオフィス空間に大変身!
私たちは新築だと思っていましたが、こちらは築40年以上のアパートだった物件をオフィスにリノベーションしたそうです。
耐震改修、断熱改修と、ほとんどの箇所に手を入れられて、ご覧の建物に生まれ変わりました。
断熱材にはネオマフォームを採用され、建物の中は快適です。
利便性とコストパフォーマンスに優れたリノベーションオフィス
プロジェクターでリノベ前とリノベ後の変化を目の当たりにした珠夕さん達はとても感心していました。
都市計画は街の中心から開発がはじまるので、多くの場合において市街地に向かうほど建物は新しくなり、逆に街の中心ほど古い建物が多くなります。
利便性・敷地面積などを追及すると、街の中心部に近いほど割高になります。
こちらは敷地面積が広く、高速の入り口にも近いなど利便性に優れています。
グループ企業である太平ホーム北海道さんのオフィスにも15分と機動性も抜群です。
リノベーション参考事例として費用も抑えていらしゃるそうなので、「土地探し、予算の相談など、何でもお気軽にご相談ください」との事です。
在来工法とツーバイフォー工法の違い
「暖かい家づくりを行う」事は共通していますが、太平ホーム北海道さんではツーバイフォー工法、アスカデザインさんでは在来工法とそれぞれ特徴があります。
そんな珠夕さんから「在来工法とツーバイフォー工法(2×4や2×6、2×8などの総称)の違い」について質問がありました。
「家を柱で支えるのが在来(軸組)工法」で「家を壁で支えるのが2×4(ツーバイフォー)工法」と照井統括部長様から説明がありました。
ZEH住宅を性能面で支える断熱材の重要性
そのまま工法の違いの説明から、住宅性能の違いについて話題が及び、アスカデザインさんでも取り組まれているZEH住宅(ゼロエネルギー住宅)についての説明になりました。
札幌市の場合、寒い時期は月に3万円程度は暖房費が掛かるのが一般的だそうですが、「ZEH住宅だと年間4万円程度で光熱費が賄える」と聞いた珠夕さんは大変驚いていました。
青森県出身の彼女も改めて断熱材の重要性を理解したようです。「自分が家を建てる時は、アスカデザインさんのような工務店さんに相談する」と語っていました。
【 断熱のすすめ 】→ 人と住まいの健康のために
「暖かい家をデザインする」アスカデザインさんのモデルハウスを見学
モデルハウスに移動して建物内を見学させて頂く事になりました。
アスカデザインさんでは全棟でW断熱を採用されています。基礎から天井裏まですっぽりと断熱材で囲まれた家は、冬は暖かく、夏は涼しく快適です。
こちらのモデルハウスは、建物を上下に繋ぐ階段と、採光窓が印象的なデザインとなっています。
珠夕さん達は、キッチンやクローゼットなどを中心に見学していきます。
特に開放感あふれるリビングや来客の目線を計算したカウンターキッチンなど気に入ったようでした。
巾木や廻り縁のないすっきりとしたデザインにも感心していました。さすがモデルさんですね。
「すべての家に愛情と責任を持って関わる」
渡邊専務は施工した全棟の写真を自ら撮影されているというお話しです。その理由を尋ねると「すべての家に愛情と責任を持って関わりたいから」と仰っていました。
お施主様の元へと旅立って行く、我が子の晴れ姿を見送るようなお気持ちなのかもしれませんね。
そんな渡邊専務から帰り際にプレゼントが配られました。
チョコレート菓子や焼き菓子などで有名なロイズのお菓子です。
いまや全国区となったロイズさんとは、店舗施工などでお付き合いがあるそうです。
お忙しい中、快く取材に応じて頂いた渡邊専務様と照井統括部長様、その他スタッフの方々に、この場をお借りして心より感謝申し上げます